瀧神社の社務日誌

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暑さも寒さも彼岸まで

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 本日9月22日は秋分の日です。

 秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」のを法定の趣旨とします。秋分二十四節気の一つで、秋分の日を境に昼間がだんだんと短くっていきます。また秋分の日前後の各三日間、計七日間を秋の彼岸といい、墓参りなどが行われます。

「暑さも寒さも彼岸まで」という有名な言葉があります。お彼岸は季節の変わり目を感じることができる日です。農耕生活が中心だった時代、日本人は太陽を崇拝しており、気候の良いお彼岸は五穀豊穣を祈願する絶好の時期でした。春分の日は種まきが始まる時期で、秋分の日は収穫の時期です。そのため、春には収穫を祈り、秋には収穫を感謝してお供えをしてきました。

秋から冬にかけてのこれからの時期、コロナウイルスと同時にインフルエンザや風邪の流行のおそれがあります。どちらも発熱とせきという症状がよく似ているため、対応が非常に難しくなるといわれています。まだまだ油断することなく、これまでと同じように小まめな手洗いうがいとマスクの着用を徹底していきましょう!